軽量化された登山用具(5) GPS MP3 ラジオ 電池 その他

GARMIN etrex 実測100g(電池別)
雪期、特に山スキーの場合、もはやGPSを欠かすことはできません。深い谷間でなければ高い精度で現在位置を知ることができます(時々とんでもない値を示すこともありますがその際は再計測する)。このGPSはフリーソフトのカシミール3Dと併用しています。あらかじめカシミール3Dでピークなどの位置情報(ウエイポイント)を作成し、GPSに転送します。GPSの液晶画面にウエイポイントがどちらの方向にあるか、どのくらいの距離にあるかなど表示されます。他にもいろいろな機能がありますが、ここでは触れません。
GPSを使用するときはGPS用に地図を作成します。私は国土地理院のCD-ROMを元に、カシミール3Dで緯度経度それぞれに10秒(または30秒)ごとに線を引いたものを、プリンタ出力しています。
雪山でのホワイトアウト以外も、役立つ場面は多いと思います。山口耀久氏の名著「北八ッ彷徨」で、こんな話が書かれています。林道の分岐点がなかなか現れず、うっかりして見過ごしてしまったのではないかと思い引き返す。しかし、やはりあれほど明瞭な分岐を見逃すはずがないとまたもとの方へ進むものの、不安に襲われるというものです。名文ですので少し引用したいと思います。
すでに記憶は混乱していた。見覚えのあるようなないような樹々が、私をとりまいて立っていた。頭の奥で神経がジーンと鳴っているのが感じられ、自分の心臓の鼓動がこめかみにひびいた――
そういう時である。しびれるような森の静寂のなかから、なにか眼に見えないけものたちや、年老いた樹木たちのささやきがひそひそと聞こえだすのは。
錯綜した記憶と不安が見事に表現されています。林道歩きはとかく緊張感がないせいか、うっかり登山口を見過ごすといった経験をした人は少なくないでしょう。こんな時にもGPSは役立つものです。
GPSなど常用すると地図の読み方を覚えなくなると言う人もいますが、GPSを携え道なき道を進むほうがよほど読図能力が身につくように思えるのです。
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左上 Panasonic SV-SD80 実測重量 68g 電池、メディア、イヤホン、 ストラップ込み |
SONY ICF-620R 実測重量 42g(電池込み)
軽くてコンパクトですが、感度が悪く選局が面倒です。音質もひどく、天気予報を聞くだけに使っています。
山でラジオ等を聞くときはイヤホンを使用すべきです。山は展望や花など目を楽しむだけではありません。耳を澄ませば山には美しい音や不思議な音に溢れていのに気づきます。山(熊など出没しそうもない所で)でラジオを鳴らしている登山者を時折みかけますが、感性の低い人と思われても仕方ないでしょう。
ヘッドランプはすべてナショナルですが、私は松下電器とはなんの関係もありません。ペツルなど海外製品のLED使用軽量モデルは、単4電池を使用するものが多いのですが、単4型にはリチウムがありません。冬山での使用を考えると、低温劣化の少ないリチウム電池の使用できないライトは、選択肢に入りません。
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| 型番 | カタログ値 | 電池込み 実測値 |
本体のみ 実測値 |
明るさ | 電池寿命 | 電池 | 評価 |
| BF192 | 100g | 89g | 72g | 150 | 9h | CR123A | |
| BF198 | 70g | 68g | 51g | 20 (HIGH) 1 (LOW) |
7h 150h |
CR123A | |
| BF197 | 170g | 171g | 133g | 1000 (HIGH) 250 (LOW) |
5h 18h |
CR-V3 | |
明るさ(単位ルックス)は距離1mで測定したものです。
電池寿命は20度Cの時のものです。−20度Cではリチウム電池といえども、寿命は2/3程度まで落ちるようです。カタログ値はここで調べました。
| 単三アルカリ | 23g |
| 単三リチウム | 14g |
| 単三ニッケル水素 | 26 |
| 単四アルカリ | 11.5g |
| 単五アルカリ | 9g |
| CR123Aリチウム | 17g |
| CR-V3リチウム | 38g |
| 角形ニッケル水素 | 13g |
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| TOSHIBA 51g | PANASONIC 51g | SONY 53g |

テント山行の時などは、荷物を軽くコンパクトにしたいため、中途半端にガスが残ったカートリッジなどは持っていきたくありません。でもこんなことを繰り返すと半端なカートリッジは増える一方です。
つめかえ君は安価な家庭用ガスカートリッジの燃料を、アウトドア用カートリッジに移すためのものですが、半端に残ったカートリッジのガスを一本にまとめることもできます。
完全にガスを移動させるには時間と少々コツがいりますが、少しでも荷物を減らしたい人にはお勧めの一品です。
これは装備の軽量化になりませんが、山行費用の軽量化になります。麓のキャンプ場ではおいしくご飯が炊ける私でも、高所となると至難の技。そこでアルファ米の登場となるのですがこれがけっこう高価なしろものです。我が家では普段から無洗米を使っていますので、不思議なめし袋に詰めて持参すればずっと安あがりです。
マニュアルによる使用法は、たっぷりとした熱湯で20〜25分煮込むだけです。山では水も燃料も貴重ですので、私は少量の湯で蒸すように(とろ火で)30分煮込みます。
煮込んだら別の容器(スーパーの袋など)に移し、さめないよう寝袋につっこんでしばらく蒸します。これでもおいしくいただけます。煮込んだ湯は無洗米といえども白濁しますので、ここにマーボ春雨を入れておかずにするのが、暖かい時期の定番メニューとなりました。寒い時期は、ご飯がすぐ冷たくなっておいしくありません。
米を鍋で長時間煮るとふやけてしまいますが、この袋に詰めることで膨張を防いでいるようです。他のものでも代用できそうな気がしましたので、繰り返し使用できるめし袋を自作してみました。といっても、自分で縫ったわけではありませんが。
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サイズは左図の通り、不思議なめし袋の容量を参考にしました。
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さて、テスト開始。 この袋に、無洗米一合をいれます。 |
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約20分、煮込みました。 山の上なら30分以上とろ火で煮込んだほうがよさそうです。 |
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炊飯器で炊いたほどではありませんが、まあまあの出来栄えです。 。カレーライスにしていただきました。 標高の高いところでもこれさえあれば、誰でも確実にご飯が炊けます。この袋の利点は、めし炊きに、かかりっきりにならずに済むことです。10分くらい煮込みすぎても大丈夫。ほったらかしにして、山の日没を撮影したり、夕景をのんびり楽しむことができます。 みなさんもお試しください。 UNIFRAMEさん、営業妨害してしまってごめんなさい。 |
上記の袋は木綿の布地に木綿の紐を使用したため、布地からぬめりがとりずらく、ご飯を取り出す際も、布地と紐との摩擦が大きくて、なかなか開きませんでした。
次に試作したものは、ナイロンオックスの布地にナイロンの紐を通しました。これならスムーズに開きますし、撥水地のため水切れも良く、乾燥も速くなります。また写真撮影後に、紐にコードロックを付け、ワンタッチで開閉できるようにしました。
さてテスト開始。
うまく炊けたものの、生地の染料が脱色し、ご飯に色がついてしまいました。これでは食べる気がおきません。めし袋の完成版の発表は次回以降になりました。(つづく)
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| ヘラ スプーン はし ケース |
12g 7g 9g 22g |
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登山靴を収納する袋ですが、靴を入れるために買ったのではありません。雪山へ行くとき片方にテントを、もう一方に衣類を入れて持参します。
就寝前の用足しをする際、凍って硬くなった靴を履いたうえ、降雪時などはスパッツまで付けなければならない場合もあり、えらく面倒です。
そんな時は靴を履かず、完全防水地のこの袋に足を突っ込んで、テントから出ます。足首で絞りますので、雪が深いときは毛の靴下に少し雪がつく場合があります。
実を云うと以前から、収納袋とスタッフバッグで同じことを実行していたのですが、これは足の形になるので、多少ですが歩きやすいです。
カモシカで購入。テープの紐を細引きに取り替えてコードロックをつけた。ペアで86g。