軽量化された登山用具(1) テント 寝袋 マット ショベル
単独行向けのテントは1400gを切るものまで市販されていますが、あまりに狭くても困ります。私は山ではゆとりをの時間を過ごしたいので、軽量化には反しますがテントに限って少し大きめのものを選びました。
テントのカタログ値は、アライテントやカモシカのようにテント、フライ(または内張)、フレームのみの重量を記載したものと、小川テントのように張綱、ペグ、収納袋まで含めたものが記載されている場合があり、注意が必要です。
実測値は本体に張り綱を付きで計測。(三期用テントも冬用テント同様、自在をテント側につけているため、はずすのが面倒だったため。)
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カモシカ ウインターソロ | |
| カタログ値 | 1430g(本体のみ) | |
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実測値 |
1450g(張綱付き) | |
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評価 |
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内張り形式なので、設営は早いがその分内部は少々狭く感じる。フレームをセットするのにかなり力が要る。生地の緩みを考えてのことかもしれないが、冬用テントだというのに手袋をしていると滑って止めることができない。私は5mm切断し短くしてしまった。これで文句無し。
冬季以外は内張りをはずして、フライをつけることもできる。ただし、内張りをつけたりはずしたりする作業は、かなり面倒。
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小川テント タイニー2 | |
| カタログ値 | 1600g(本体のみ) | |
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実測値 |
1640g(張綱付き) | |
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評価 |
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軽いし設営も楽なので、単独行でこの二人用テントを使用している。一人用テントよりわずかな重量増で、広々したテント生活ができる。
青色の本体に青色のフライなので内部は暗い。新モデルは、本体は白っぽい色に変わったようだ。さかいやで約半値で購入。
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モンベル ステラリッジ3型 | |
| カタログ値 | 2230g(本体のみ) | |
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実測値 |
2270g(張綱付き) | |
| 評価 | ||
当初はアライのエアライズ3を購入するつもりでいたが、エアライズは多すぎるし、娘がステラリッジの方が綺麗という理由で決めた。ステラリッジ、エアライズとも今期軽量化された。
フレームの末端にゴムが巻いてあるなど、細かい点が工夫された使いやすいテント。まだ2回しか使用していないが、これといった不満はない。本体のみの実測値は、カタログ値より5g軽かった。
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ヨーレイカ ツエルトドーム | |
| カタログ値 | 900g(張綱無し) | |
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実測値 |
930g(張綱付き) | |
| 評価 | ||
普通の三角ツエルトに比べ、密閉度が高いため、換気に注意しないと結露がすごい。自立型で簡単に設営できる。軽量化が必要な春山スキーなどにはいい。
張り綱が2本だけなので、強風時の稜線での幕営は不安。
さかいやにて半値で購入。
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カモシカ エスパース | |
| カタログ値 | ? | |
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実測値 |
? | |
| 評価 | ||
番外編。30年も前、仲間と共同で初代エスパースを購入。その軽さと丈夫さに感激し、さらに1〜2人用を購入したものがこれ。山歩き再開後も3回使用した。もう使うこともないが、捨てることはできず大事にしまってある。
ツエルト
ツエルトはどんな山行(ファミリーハイキング)でも、必ず持参します。
重量250gのカモシカのツエルトは家族でハイキングする時持参。
アライテントのビバークツェルト(175g)は、単独行で持参。寒い時期に昼食を摂る時など、換気孔から頭を出して使用する。ハーフサイズなのでたたむのも楽。
| 品名・記事・評価 | カタログ 値 |
実測値
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羽毛量
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品質 | ダウン 比率 |
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| 1 | ウエスタンマウンテニアリング ゴアDL 厳冬期用 |
1300g | 1340g | 740g | 750FP | 90% |
| 2 | カモシカ 三季用 寒い時期の三期用 |
860g | 860g | 450g | 780FP | 95% |
| 3 | イスカ シャモニDL 暖かい時期の三期用 |
880g | 890g | 300g | 700FP | 90% |
| 4 | イエティ ポケット ビバーク用 |
350g | 365g | 150g | 750FP | 93% |
| 5 | ルネデメゾン(番外) 半シュラフ |
? | 805g | ? | ? | ? |
私のテント山行で主力になっているのが、(2)のカモシカオリジナルの寝袋です。780フィルパワー、しかもダウン95%という非常に高品質な割には安価だったので、衝動買いしてしまいました。最近(2002年3月末現在)では12/8甲武小屋付近、12/22奥秩父の大弛峠(-20度)、12/30〜31仙丈の北沢峠(-16度)、3/16北八つ黒百合平で使用しましたが、テントシューズを併用したこともありよく眠れました。標高2000m前後の樹林帯ならオールシーズン使用できると思います。カモシカのWEBサイトには掲載していませんので、直接お店で買うしかないと思います。冬期用も販売していました。
厳冬の3000mの稜線ではゴアドライロフトの(1)が欲しくなると思いますが、もうそんなところで幕営するつもりもないので、私にはオーバースペックとなり出番がほとんどなくなってしまいました。ICI石井のカタログには1300g、ウェッブサイトには1430gと表示されています。
(3)もゴアドライロフトを使用した寝袋ですが、ゴアドライロフトは生地自体いが重いため、(2)より総重量で重くなっています。メーカー表示はサマー用となっていますが、三期用として充分使えます。私は4月7日に乗鞍岳森林限界付近で使用しましたが、暖かい日だったせいか安眠できました。
(4)は驚異的にコンパクトになり使用時は非常によくふくらみます。冬場は日帰りスキーツアーだけでなく、丹沢のスノーハイクでもツエルトとともに必ず持参しています。不時のビバークでもこれがあると安心です。盛夏ならこれだけで充分すぎるほどです。
(5)は昔買った寝袋で、当時は高級品でしたが、最近のものに比べるとずいぶん見劣りします。生地の撥水製も乏しく、品質も500FP〜600FP位の感じです。半シュラフはその当時は羽毛服とセットで使用するのがはやりでした。半シュラフがすたれてしまったは、寒いからです。同一重量なら、ロフトが多少失われても頭まである方が絶対に暖かいのです。
右より1,2,3,4の順で置き、ロフトの違いを見る。
さすが1は袋から出しただけでムクムク膨れ上がる。

(1)はとにかく嵩張るのでコンプレッションバッグが必要。
(4)は雨具よりもコンパクトなため、日帰りでも気軽に持っていける。
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水を垂らして、撥水性を見る(右より1,2,3,4)。いずれも水玉状になり、お茶をこぼしたくらいなら、ふき取れば中に浸み込む事はない。昔の寝袋はすぐに浸透した。
30年前に買ったテントシューズ。水を垂らすとご覧の通りすぐに浸み込んでしまう。
| 品名・評価 | カタログ値 |
実測値
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備考 | ||
| 1 | カスケードデザイン |
サーマレスト3/4 | ? | 575g | |
| 2 | 〃 |
リッジレスト3/4 | 260g | 260g | カットして190g |
| 3 | 〃 |
Zレスト3/4 | 290g | 285g | カットして225g |
| 4 | モンベル |
エアマット | ? | 265g | |
(1)は、7〜8年前渓流釣りをしていた頃、海外通販で購入したセルフインシュレーションマットで、最近のものはもっと軽くなっています。寝心地は一番いいのですが、マット面は保水しやすい生地のため、濡らすと乾きずらいのが難点です。
(2)と(3)は必要な分だけカットして使用しています。(2)はカットし過ぎてしまい、いまや子供用です。
(4)も渓流釣りをしていた頃購入したもので、数本の独立したチューブで構成され、1本パンクしても使用可能というものです。ただ寝ずらいので使用していません。現在販売されているものとは異なります。空気注入式のものは、ぱんぱんに空気を入れない限り、座った状態では臀部が沈んでしまい、座布団代わりになりません。
一番良く使うのが(3)、これは板状にたためますし、水などこぼした時は丸い孔に水がたまるため、被害の拡散を防いでくれます。難点はやはり嵩張ることです。

このようにたたんでザックに収納できます。
Zレストは必要な大きさ(肩から腰まで)にカットしました。私は冬でもテントマットなどは使用せずに、頭の下にザックを(普通のやり方と逆)、足元に食料などスタッフバッグを並べ、その上に足を置きます。これで十分。
マットはカスケードデザインのサーマレストが一番人気のようです。国産品もこれに倣ったものがいくつか販売されていますが、同じサイズで重量が重いのでは買う気などおきません。サイズを日本人向けにコンパクトにしたものや、全く保水しない生地を使用するなり、なにかしら特徴をだせばもっと売れると思うのですが。
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品名・評価
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カタログ値 | 実測値 | |
| 1 | MIZO モール |
290g | 300g |
| 2 | エキスパート レッドバッド |
230g |
325g
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| 3 | スノークロー |
140g |
170g
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(1)はミゾーのチタンピッケルを買った翌週購入したが、使用時はすぐ抜けてしまう。同メーカーなので問題ないと思ったのだが。
(2)そこで、エキスパートジャパンのレッドバッドを追加購入。重さを調べるとカタログ値と全然違う立腹の一品。おまけに、やはり使用中に抜けてしまう。私にとって銭失いの一品だ。
(3)樹脂製の超軽量タイプ。硬い雪は上側を、やわらかい雪の場合は下側を使用する。コチコチの雪には歯が立たないが、思った以上に使える。アンカーとしても使用可能。
ピッケルの先に取り付けるタイプはかなり使いずらいことがわかりました。CAMPのピッケルには、ある程度しっかり装着できますが、ミゾーのピッケルにはまるでだめでした。それにピッケルのブレードで、オーバーズボンを少し切り裂いてしまったこともあります。少々重くても柄のついたタイプの方が無難です。