今年のご来光は赤城の鍋割山で迎えた。鍋割山は赤城の最高峰ではないため、未だ赤城山を登ったという実感は未だ無い。ということで、今回は赤城の最高峰の黒檜山で、ご来光を迎えるつもりである。
前日の午後5時頃、黒檜山の登山口に到着。道路の掲示板には氷点下10度と表示されていた。私の到着後、ほどなく単独行の男性が下山してきた。私は山上で雪の深さ(ワカンが必要かどうか)を尋ねた。彼は「全然だいじょうぶですよ」と答えてくれた。私はザックにくくりつけておいたスノーシューをはずし、トランクにしまい込んだ。
左の写真は帰る時に撮影したもの。
夜中に目覚めたときは月が輝いていたのに、目覚まし時計が鳴った午前4時は、雪が降っていた。これではご来光は無理だろう、と思いつつ出発。
昨日、様子を尋ねた単独行の男性がアイゼンを装着していたため、出発時に私も装着した。
樹林帯ならトレースは残っているから、コースタイム以内で楽々登頂できると思っていた。しかし登るにつれトレースが淡くなり、とうとう消えてしまった。
この登山道の目印は、なぜか白い布が多い。白い布は積雪期には、よく見えない目印である。しかも今は真っ暗な登山道のため、ルートファインディングに、少々手間どった。
おまけにアイゼンが外れて再装着ということもあり、予定よりも大幅に時間がかかって山頂に到着した。雪は止んだが、視界はごらんの通り。山頂から北にしばらく歩くと、大きく展望の開ける場所があるということなので、そこまで進みツエルトを広げ、食事休憩とした。
頭上は青空の青みが差してきて、もうじき霧が晴そうにも思われた。気温はたぶん氷点下20度くらいにはなっているだろう。ガスコンロの火を消すとすぐに寒くなって、手がかじかむ。1時間以上粘ったが、あきらめて下山することにした。
予定では駒ケ岳経由で下るつもりだったが、展望はないし、帰宅後百貨店でショッピング(狙いの定まったバーゲン品)する予定があったため、時間節約のため、往路を戻ることにした。

黒檜山はアプローチが短く、短時間で山頂に立てるため、冬でも多くの登山者が訪れるようである。下山途中で7〜8パーティ、10数人の登山者と巡りあった。
上武道路を走行していると、バックミラーに赤城山の山頂の姿が見えた。