前夜上日川峠に到着し、市営駐車場で車中泊。午前4時過ぎ、ヘッドランプを点けて歩き始めた。
星空の登山道を登る。振返ると甲府盆地の夜景が美しかった(左)。
雷岩に5時41分到着。まだ真っ暗である。夜が明ける前に、山頂まで歩くことにした。
大菩薩嶺。やっぱり真っ暗である(笑)。まあ、ここは展望のない山頂なので、これでいいのである。
雷岩まで戻る頃、ようやくライトなしで歩ける明るさになった。そこから少し南にある標高2000m地点に着いてみると、大型三脚を立て日の出を待っている人がいた。やはりライトを点けて登ってきたとのことである。
私もここで日の出を迎えることにした。残念ながら頭上には厚い雲が垂れ込め、日の出の写真を撮ることはできなかった。
標高2000mの12月の夜明けの時刻ともなると、寒気は厳しい。気温が低すぎるのか、自動点火装置では、ガスコンロが着火しない。ザック奥にしまいこんだライターを出すのも面倒だったし小雪までちらついてきたので、この先の避難小屋で暖をとろうと、ゆっくり歩き始めた。
しばらくするとガスが薄くなり、朝日が煌々と輝き始めた。避難小屋には入らず、展望の得られるところへ急いだ。

雲に隠れた富士。雲が切れるのをだいぶ待ったのであるが・・・。諦めて介山荘の近くまで下ったら、ちょっぴり頭を見せてくれた。

奥に南アルプス。その手前に見えるのは、兜山や帯那山かな?

熊沢山から石丸峠を過ぎ、1957m峰を少し南に下ったところで、お弁当を食べることにした。写真では無雪期の山と変わりなく写っているが、笹の下は完全な雪道となっている。
私の倹しい昼食。家内が弁当を作ってくれたのはじめの頃だけ。その後はコンビニで買うようになったが、頻繁に山に行くようになると、大食漢の私の昼飯代は馬鹿にならない。山行費用軽減のため、自分でおにぎりを作るようになった。最近ではおにぎりを作るのも面倒になって、タッパウエアに詰めたご飯(フリカケ持参)とカップ麺だけという、実にお粗末なものである。
とはいえ眺望絶佳の景色のおかげで、こんな飯でも旨いんだナァ。
前回訪れた時は、牛奥ノ雁ヶ原摺山まで足を伸ばした。今日は帰宅後近くの百貨店まで行く用事があるため、ここまでとした。
市営駐車場付近の道標に、砥山と書かれた標識があった。地図をみると近そうだし、時間の余裕もあったので行ってみることにした。
10数分歩くと砥山峠の道標があった。この先に見えるどの頂も高い木で覆われて、展望は得られそうに無いし、おまけに高圧線の鉄塔もある。なんだか、行く気が無くなってしまい、早々と引き返すことにした。