この週末の関東地方の週間天気予報は、ずっと雨マークがついていたため、登山するつもりはありませんでした。前日の土曜日の晩、晴れマークに変わったのを知り、急遽山歩きすることにしました。近場・手軽・勝手知った山で、しかも暑いので標高が2000m以上ある山となると、真っ先に笠取山が思い浮かびました。
目覚ましを午前1時半にセットしたが眠くて起きられず、2時間も寝坊して午前3時55分に家を出発し、作場平登山口に7時過ぎに到着した。こんなに遅い出発は久しぶりのことである。笠取山は短時間で山頂に立てるので、のんびりスタートでも十分なのである。
ちょっぴり遠回りのヤブ沢峠経由で、歩くことにした。沢沿いの道は緩やかで、散策気分で歩くことができる。登山口から55分でヤブ沢峠へ到着。そこは林道が通っていて、軽自動車2台が駐車し、作業員のおじさん二人とおばさん一人が話をしていた。
おじさん達はニコニコしながら「ずいぶん早いね」と話しかけてきた。私としては、こんなに遅い出発は珍しいのである。ここは展望がなかったので、休憩せずに足を進めた。
笠取小屋前の公衆トイレ。この小屋の前で最初の休憩をした。
しばらく歩くと笠取山が正面に現れる。ここから山頂までが、登山道らしい、息の切れる急登となる。とは言ってもわずか十数分の苦労である。
笠取山は苦労無く登れるのに、すばらしい景色を満喫できる。こんなにも天気が良いのに、誰もいない。私は大展望を一人占めしてご満悦である。
下り始めてまもなく、本日最初の登山者と出会った。
帰りは最短コースの一休坂経由で戻った。道標には一休坂(急登)と書かれていたが、急な坂道なんて一体どこにあったのだろう?
途中、数十名の熟年登山隊とすれ違い、「早いですね、もう登ってきたのですか」などと幾度も尋ねられた。私は聞かれるたび、にっこりして「ハイ」とだけ返事を繰り返したが、再び私としてはこんなに遅いのは珍しいのである。
登山口にも立派なトイレが設置されている。笠取山は女性も安心して山歩きができる。