前回今倉山を登ったとき、南に聳える御正体山がなかなか立派に見えたので、次は御正体山に登ろうと決めていました。御正体山は日本200名山の一座ですが、公共交通機関によるアプローチが不便なためか、訪れる人も少なく静かな山歩きを楽しむことができました。
自宅を午前3時半出発、今回は道坂トンネルの道志側に駐車し、午前5時40分歩き始めた。
トンネル手前の旧道(矢印の方向)を数分歩くと、コンクリートで封鎖されたトンネルがあり、その左側に登山道入り口があった。登山道に入ってすぐ、道が二手に分かれる。(指導標はないが、左に行くなという印だろうか、丸太が横たわっていたのを、帰る時見つけた。)私は離れたところから、左の道がはっきり見えていたため、分岐に気づかず左の道に進んでしまった。
つづら折れの道をしばらく登ると分岐が現れたので、ここを左折。しばらくして、方向が違うし、分岐に標識が無いのも変だと思いつつも、道は明瞭なのでそのまま進んだ。数百m歩いたところで、登山道が消えた。林業関係者の道だった。
分岐まで戻り、さらに今倉山方面に向かうと、御正体山と今倉山を示す道標があり、私が歩いてきた方には進むな、とばかりに丸太が数本横たわっていた。15分から20分のロス。
岩下ノ丸手前の登り。今日歩いたコースは山頂を含め、樹林に遮られて展望は得られなかったが、春の陽光を浴び、枯れ葉の敷きつめられた道を歩くのは気分がいいものである。
御正体山山頂。真新しいベンチが置かれていた。
誰もいなかったけど、私はベンチには腰掛けず、地面に腰をおろして食事することにした。後からグループが到着した際、ひとつしかないベンチを一人で占有するのも気が引けるだろうと思ったからである。
食事中に、登山者が一名到着した。物静かで優しそうな感じの青年で、バスを利用し、三輪神社から登ってきたとのことだった。
下り始めて一時間ほどしたところで、20名くらいの団体登山者に出会った。道を譲り立ち止まっていると、山頂で話した青年が追いつかれた。若者は私の倍くらいのスピードで駆け下りていった。彼はバス利用なので、おそらく岩倉山、二十六夜山を越え、戸沢に下るのだろう。
私は茂来山で怪我をしてからは、ゆっくりゆっくり下ることに決めている。左は1228m地点から今倉山、赤岩方面の展望。ここまでくれば、駐車場は近い。