黒川鶏冠山は隣りの大菩薩嶺に比べ、訪れる人の少ない静かな山のようです。鈴庫山はさらに人気がないようで、登山道はヤブが刈り払われることもなく、ところどころ熊笹が覆い隠していました。8月の快晴の日曜日というのに、帰途ハンゼノ頭の展望台まで、誰一人出会うことなく静かな山を楽しむことができました。
午前5時、柳沢峠の駐車場出発。なだらかな登山道をのんびり歩き始めた。日が高くなるにつれ、峠を走る耳障りなバイクの音が響くようになった。
歩き始めて一時間40分、見晴し台と書いてある分岐に到着。5分ほど歩くと樹林帯から頭を出した岩のピークに着いた。見晴し台というだけあって、ここは鶏冠山山頂より視界が広い。
富士と大菩薩嶺。
ここで一発大放屁。静かな山々に、豪快な轟音が響き渡った。
分岐まで戻り、少し下るとまた分岐が現れた。鶏冠山方面に進むと、程なく黒川鶏冠山に到着した。ここまで登山道らしいのは山頂付近だけで、傾斜の緩い遊歩道を散策していたら、到着したという感じである。
展望は南側が開け、断崖となっている。楽に登れる山であるが、狭い山頂なので団体登山には向かない。
9時頃に柳沢峠に戻った。柳沢峠峠にはドライブインがあり、その裏手に水洗の綺麗なトイレが完備した市営駐車場(無料)がある。
車で一息ついた後、鈴庫山に向かって歩き始めた。
駐車場内の登山口から、一汗かいて登ると柳沢ノ頭。そこから少し下ると鈴庫山方面への分岐にでる。
鈴庫山方面の入口の看板に、登山道の整備を行っていないと、注意書きあった。登山道はヤブに覆われているところが多かったが、注意しながら歩けば問題はない。ただ、短パンでは歩かない方が良いだろう。
鈴庫山山頂。小さな石碑がひとつ。静かな心地良い山頂だった。展望も悪くなく、30分ほど時を過ごした。
分岐まで戻り、展望台方面に上った。ここ一帯を三窪高原といい、ここがハンゼノ頭というのだろうか。今日始めて登山者に出会った。
帰ってからちょっとした雑用もあるので、小休止の後一気に駐車場まで駆け下りた。
帰り支度をしていると、駐車場に入ろうとした車が雨水溝に落ちてしまった。見捨てて行くわけにもいかず、付近にいた人達と手を貸すが、前輪後輪とも落ちてしまっていて、人の力だけでいかんともし難い。
結局、牽引ロープを持っていた車と人力で引きずりあげた。大菩薩の湯で汗を流すつもりでいたのだが、こんな作業で時間を費やし、帰りの渋滞が心配になって、今回は風呂は諦めることにした。(左は脱出後の写真)
明るい時落ちるのは不注意というものであるが、夜間訪れる際は溝が見えずらいので、注意した方がよいだろう。