根子岳

スキーハイク 根子岳

悠々独歩 No.70 2002/12/21

菅平スキー場より根子岳往復

私は根子岳(菅平高原)とは相性が悪いようで、行けば必ずトラブルが起きます。

それでも私が根子岳に何度もスキー登山に来るのは、シーズン初めの足慣らしに、これ以上好条件の整った山はないからです。短時間で山頂に立つことができ、視界が悪くなっても、コースを示す赤い標識が20mごとに設置されています。コースは圧雪車で整地され、スキー場のように滑り降りてくることができます。駐車場は無料で、深夜も使用可能なトイレもあります。晴れた日はヘリスキーがうるさいのが難点ですが、ヘリスキーのおかげでコースが整備されていますので、これは我慢するしかないようです。

前日昼の天気予報は晴れのち曇り、今度こそ悪いジンクスを打ち砕こうと根子岳へいざ出陣です。


リフト終点から根子岳
6時50分駐車場を出発。誰もいない奥ダボスゲレンデをリフト沿いに登った。
(左)リフト終点から根子岳を望む。

1/25000の地図ではリフト終点が分からず、ウエイポイントに登録できなかったので、GPSに現在位置をマークした。

測地系 北緯 東経
東京 36度32分55.3秒 138度21分46.9秒
WGS84 36度33分06.4秒 138度21分35.5秒


根子岳避難小屋
コースはすでに圧雪されていた。

(左)根子岳避難小屋と根子岳。ここでは休憩しないで黙々と歩いた。

9時05分、山頂直下のヘリポート付近に到着し、最初で最後の休憩をした。息が切れないようゆっくり登り、駐車場からここまで2時間15分だった。リフト終点からだと1時間45分。たったこれだけの距離を歩くのを厭い、多くの人がヘリスキーを利用している。

根子岳山頂
ヘリポートから先は圧雪されていないため、シールの出番となるが、根子岳山頂までわずかな距離なので、カメラだけ持って、つぼ足のまま根子岳に向かった。山頂直下は樹林帯のため、雪はかなり深く、時折腰まで潜りながら進んだ。

(左)根子岳の山頂にて。あいにくの曇天だが、遠く北アルプスの稜線を望むことができた。
根子岳へリスキーはまだ営業開始していないのか、それとも客がいないのか、いずれにしろ静かなひと時を過ごせたのが救いだった。

上部の斜面
いよいよ待望の滑降となるはずだったが、ブッシュを完全に覆うほどの積雪がない。

その上、兼用靴のバックルを止めるピンが、ずれたまま動かなくなってしまい、バックルを固定できない。ハンマーでもなければ修理できないので、右足がしっかり固定されないまま、ズルズル滑り降りてきた。
今回は誰一人出会わなかったが、リフト降口付近で「こんにちわ」とさわやかな笑顔のスノーボーダーから挨拶された。これから根子岳を目指すのかもしれない。

車に戻り一息つくと、睡魔に襲われしばらく仮眠した。目覚めると雪がかなり降っている。ラジオを聞くとすでに中央道、長野道など高速道路だけでなく、内山峠(254号)など一般国道も、雪による通行止めが次々と報じられていた。清里経由(141号)で帰ったが、側溝に落ちた車、衝突事故を起こした車、道路中央でチェーンを巻くトラックなど、いたるところで道が塞がれ、渋滞を起こしていた。韮崎を過ぎ、やっと中央高速に入ると、私の直前に追越禁止の看板の光る巨大除雪車3台がいた。私はその除雪車の直後を、時速25Kmで高速道路をノロノロ走り続けた。

根子岳の悪いジンクス破りは、次回の宿題となったようだ。


2003/01/27追記
次回の根子岳スキー山行(2003/01/26)は、山頂でご来光を見るため夜中から登り始めました。ヘリスキーが事故のため長らく運休しコースは未圧雪、そのうえシールを忘れてしまい、たいへんなラッセルをすることになりました。悪しきジンクスは続きます。でもすすばらしい展望を堪能できました。


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