山行後数日してから、田村純一という方から小包が届きました。私が山に置き忘れたテルモスをその方が発見し、送付してくださったのです。テルモスには私の名前だけしが書かれてませんでしたが、黒百合ヒュッテで私の住所をわざわざ調べてくれたようです(キャンプ申込書に住所を記述)。
私はテルモスが戻ってきた以上に、人の親切がうれしく思えました。

渋の湯の駐車場。1日1000円
駐車場はまるでスケート場のようであった。
立派なトイレ付



天狗岳山頂

西天狗岳より南八ヶ岳を望む
誰もいない静かな西天狗岳の山頂。東天狗岳から人の話し声が聞こえてくる。やがて完全なしじまに包まれ、耳の奥底からキーンと音が鳴る。風が止み、雲も微動だにしない。時間も静止してしまった。
この日、叔父「根尾 猛」が天に召された。

黒百合ヒュッテとキャンプ指定地

私のテント

夕食を早めに済ませ、付近を散策する。
うまく撮影できなかったが、樹木に付着したたくさんの氷が虹色に煌いていた。

キャンプ地に戻ると、そこは海水浴場のような喧騒でした。大学のワンゲルでしょうか、男女混成の若者たちの蛮声と黄色い声は、夕食後散策した中山峠まで響き渡りました。それは、私が就寝する頃(7:30)も続いていましたが、まだ時間も早いし、我が子がはしゃいでいると思い込むことにして、しばらくは我慢することに決めました。
ティッシュを丸め耳に詰めてシュラフに入ると、睡眠不足と疲労から睡魔に襲われ、すぐに眠りに落ちました。